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第12回加計学園杯日本語弁論国際大会決勝 スリランカのウィマラシリさん優勝  代表13人が「私たちが国際社会に貢献できること」をテーマに熱弁

2022/11/30お知らせ

 第12回加計学園杯日本語弁論国際大会決勝大会(外務省、文部科学省、岡山県、県教委、岡山市、県国際交流協会後援)が11月24日、加計学園創立50周年記念館を主会場に開かれ、11カ国・地域の予選を勝ち抜いた代表13人が、「私たちが国際社会に貢献できること~身近なことから行動する~」をテーマに、日本語能力や弁論内容を競いました。スリランカのシェローミ・パーラミー・ウィマラシリさんが優勝しました。

 オンラインによる3度目の決勝大会で、タイと台湾が初参加。出場者は自国から、それぞれ民族衣装などに身を包み約5分間、身振り手振りを交えて熱弁を振るいました。

 ウィマラシリさんは普及したSNSについて「人を破滅させることもできれば助けることもできる」と指摘。若者を中心に自殺が増えていることに対し「あなたは一人ではない」など気持ちが前向きになる言葉をSNSにアップする活動をし、「元気が出た」といった返事が外国からも届くようになったことを紹介しました。「体の病は薬で、心の病は優しさで直せる」と呼びかけました。

 「個人の行動が世界を動かすという“バタフライ効果”でプラスチックごみの削減を」、「水不足の問題解決に節水しよう」、「薬の廃棄が環境に悪影響を与えることから薬局に持っていこう」と訴えた出場者もいました。

 準優勝は韓国のチョン・ドンギュさん、審査員特別賞はタイのブンヤーワン・セーリームさん、今治市長賞は中国のリ・イチョウさん、岡山県知事賞はベトナムのグエン・フォン・リーさんでした。大会には予選も含めて2700人を超える参加がありました。

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