活動報告
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定例研究会
国際教育や教育全般にわたるテーマで研究発表、事例報告と意見交換を行う定例研究会を年に5回程度開催しています。所員ばかりではなく、ゲストスピーカーを招いての発表・報告が行われます。参加者は、岡山理科大学などの大学関係者をはじめ学校関係者、公務員、大学院修了生、企業関係者など多岐にわたっています。
令和8年度 第2回定例研究会
- 日時:
- 令和8年9月2日(水)15:00~16:30
- 場所:
- オンライン(ZOOM) 形式
発表1
「ドイツ研修を通して学んだ文化・教育等の違いについて」
- 発表者
- 赤木 恒雄(倉敷芸術科学大学名誉教授)
- 概要
- 1995年9月初旬に1週間という短い期間であったが、ドイツ研修として3都市(ケルン、プラハ、ハンブルク)の教育・研究機関を訪問し文化的違いなどを肌で感じた。今回は、この体験を踏まえて、(1)体験を通して直に感じたこと、(2)日本と大きく異なり驚いたこと、(3)訪問国の教育の状況、そして(4)30年後の現在ではその状況がどのように変化しているかの4点についてその背景などを整理して報告した。
その結果、すでに多文化共生社会である日本においては在住の外国の人々と深く交流することは、お互いの文化・習慣を知る上でこれからも大切である。しかし、それ以上に知識では知っていても、ドイツを訪問し彼らが生活している社会の文化や教育などに直接触れることにより、日本にいては知り得ない様々なことを学ぶことができた。まさに「百聞は一見にしかず」という諺を再確認した思いである。
発表2
「戦後80年! つなぐ・つながる『平和のとりで』スタディツアー ~小中高生と考える、次世代の平和への願いと行動の軌跡」
- 発表者
- 徳山 順子(元岡山県教育庁参与、元岡山市立京山中学校長、元岡山大学教職大学院特任教授、前早島町教育長、前岡山県町村教育長会会長、現岡山ユネスコ協会会長)
- 概要
- 平和は一日にしてならず。先行き不透明な世界情勢の中で、終戦から長い年月が経ち、平和の尊さや揺らいでいる現状から、今一度、ユネスコの原点に立ち返り、人間の心に根差した平和という理念を確固たるものにするために、小中高生を対象に、戦争の恐ろしさと平和の尊さを考える「つなぐ・つながる『平和のとりで』スタディツアー」を開催し、児童生徒の心の変容をまとめたものである。4回のツアーでは、県下最大の亀島山地下工場跡の戦争遺跡から「戦争のリアリティ」が呼び覚まされ、ルワンダ大虐殺の体験者の講話からルワンダの悲劇と復興を通して、「命と教育の大切さ」を学び、現在紛争の最中にあるウクライナの現状から、「痛みを伴う現実」が自分ごととして胸に突き刺さり、グローバルな視点で活躍する若きリーダーの活動から「多角的なものの見方や考え方」や「自分のできることを継承する」ことの大切さを痛感した。こうして、平和は誰かが創ってくれるという傍観者的な立場から、私たち一人一人の行動が平和を創るのだという能動的な意識へと変容していく児童生徒の姿を通して、自ら語る言葉から平和を再定義したものである。戦争を体験していない若い世代が、「平和のバトン」を次世代に引き継ぐ思いを新たにした活動となった。
公開講座・研修会
加計学園フィロソフィの「国際人を養成する」ための公開講座や研修会等を開催し、学園全体の国際交流・グローバル教育に関する理解を深め、国際社会に貢献できるマインドや資質能力の育成を図ります。
広く市民に向けた公開講座を開催し、学園の実施する各種の国際交流プログラムの周知を図る広報活動を展開する予定です。
グローバルエリートを育てる大学教育とは
- 日時:
- 2026年3月14日(土)15:00~16:00
- 場所:
- オンライン(ZOOM) 形式
国際教育研究所では、以下の要領でオンライン公開講座を開催しました。
1.講師:岡山理科大学学生支援機構キャリア支援センター 坂本直文教授
2.演題:グローバルエリートを育てる大学教育とは
3.対象:加計学園教職員(原則)


