活動報告

定例研究会

国際教育や教育全般にわたるテーマで研究発表、事例報告と意見交換を行う定例研究会を年に5回程度開催しています。所員ばかりではなく、ゲストスピーカーを招いての発表・報告が行われます。参加者は、岡山理科大学などの大学関係者をはじめ学校関係者、公務員、大学院修了生、企業関係者など多岐にわたっています。

令和8年度 第1回定例研究会

日時:
令和8年6月13日(土) 15:00~16:30
場所:
オンライン(ZOOM) 形式

発表1

「ホテルマネジメントにおけるEX・CX重視へのパラダイムシフト」
発表者
牧 一郎(九州産業大学教授)
概要
 ホテル業界ではグローバル化とIT化の進展により、顧客と従業員の双方の質的転換が生じている。まず、従来のCSが重視した「滞在中のゲスト満足」から、予約前から退館後までの一連の体験価値を最適化するCXへと焦点が移行した。デジタル技術を活用したパーソナライズは競争力の核心となっている。また、そこで勤務するホテル従業員に関しても、給与や福利厚生中心のESから、個人の成長機会や働きがいを重視するEXへと価値観が変化している。
 これらの変化を、①顧客、②従業員、③業務プロセス、④財務の四つの視点から捉えると、ホテル経営は単なる「サービス産業」から「体験価値創造産業」へと再定義されつつある。以上の分析から、CXとEXの相互強化こそが持続的成長の鍵であることを考察した。

発表2

「国内外のフィールドワークが引き出す学生の潜在能力と自己肯定感」
発表者
長谷部 葉子(岡山理科大学教授)
概要
 発表者は教育学部所属の立場から「国内外のフィールドワークが引き出す学生の潜在能力と自己肯定感」というテーマで副題を「コンゴ民主共和国アカデックス小学校建設・運営プロジェクトの実践を事例として」と添えて発表を行った。所属は教育学部であるが、発表内容は教育学部の取り組みに限定するものではなく、全学部に向けて、異言語・異文化理解の領域から教育を基盤としたソーシャルトランスフォーメーション(小学校建設・運営)の岡山理科大学ならではの実現を想定してみる機会の創出も発表の目的としている。  
 本プロジェクトは発表者の2008年から2024年までの前任校での取り組みで、医学・薬学・看護医療・建築・教育の5つの異なる専門領域の共同研究プロジェクトとして構成されている。今回の発表は、今後岡山理科大学において、学部横断型で、学生が自らの専門性を基盤に、「生きること」そのものを考え、「生きること」そのものに自ら取り組むことによって、得られる自己肯定感、自己有用感、挑戦からカタチにしたものが与える「自己達成感」についてプロジェクトの説明と記録動画による、疑似体験を通してフィールドワークの有用性を今後の全学のカリキュラムデザインにどのように活かすことができるか、研究会参加者の皆様との活発な議論のきっかけをいただきたく、発表を行った。

公開講座・研修会

加計学園フィロソフィの「国際人を養成する」ための公開講座や研修会等を開催し、学園全体の国際交流・グローバル教育に関する理解を深め、国際社会に貢献できるマインドや資質能力の育成を図ります。
広く市民に向けた公開講座を開催し、学園の実施する各種の国際交流プログラムの周知を図る広報活動を展開する予定です。

グローバルエリートを育てる大学教育とは

日時:
2026年3月14日(土)15:00~16:00
場所:
オンライン(ZOOM) 形式

国際教育研究所では、以下の要領でオンライン公開講座を開催しました。
1.講師:岡山理科大学学生支援機構キャリア支援センター 坂本直文教授
2.演題:グローバルエリートを育てる大学教育とは
3.対象:加計学園教職員(原則)